今、落合監督が胴上げされている瞬間をTVでみてます。
極めて、冷静にこのシーンを見ています。
中日先発、山井の完全試合を目前にした9回表、森コーチがマウンドにあがりました。交替です。
え~?!
「完全試合、優勝!!」
絵的には、こちらの方がきれいです。
でも、落合監督はそれを選ばなかった。
勝つためのセオリーを信じました。
あそこで、山井を替えないで、山井が打たれることも、あそこで岩瀬に替えて打たれることも、どちらの可能性もあり得たでしょう。
逆もしかりです。
でも、この一年で積み上げてきた必勝パターンを落合監督は選びました。
最後は、岩瀬!そう決めていたのでしょう。
中日ドラゴンズ、53年ぶり日本一!
勝利の瞬間、先発の山井から笑顔がこぼれた。
満足げな笑顔のように、僕には見えました。
これが、中日ドラゴンズのチーム力…。
「今年は泣きません。」
落合監督の優勝インタビュー。
それまで、物思いにふけっていましたが、落合監督のその言葉をきいて、僕は泣きました。