こんばんは。今日は「立春」、暦の上では春ですが、寒いですね。
昨日の朝は、雪が積もっていましたし、なかなか、この寒さが遠のく気配は見えません。
春の陽気なぽかぽか日和が待ち遠しいこの頃です。
さてさて、昨年から兵庫県立三木東高校の特別非常勤講師として、授業に参加させてもらっています。
(とえらそうなことを書いていますが、その実は僕が高校にお世話になっているといったほうがいいでしょう。学ぶことがいっぱいあります。)
簡単にクラスの概要を説明すると、僕の参加させてもらっているクラスのテーマは「北播磨につくろうあんなものこんなもの」です。
(他にも、いろいろとテーマがあって、クラスの数は、僕のクラスを含めて7クラスです。)
いかにして、自分たちが住んでいる「北播磨」を活性化させるのかが研究課題となっています。
このテーマに関心のある生徒さんが集まって一つのクラスが形成されます。ですから、通常のクラスとはまったく別のクラスになります。
さらに、クラスでは4人1組の班に分かれて、班ごとに研究テーマを決めて班員が力をあわせて研究テーマを掘り下げていきます。
ちなみに、このクラスのグループ員の構成は、わざと知らないであろう者同士をくっつけるのだそうです。
ですから、最初は、アイスブレーキング(自己紹介)から始まり、コミュニケーションがいかに大事かを肌身で感じさせるのだそうです。
今日は、僕が講師を務める最後の授業で、生徒の皆さんの発表でした。
時間がなかった割には、どの班もきちんと発表になっていて、はじめての割には上出来のプレゼンテーションだったと思います。
中には、僕ら社会人も顔負けの論理の展開をするプレゼンテーションもありました。
これは、つかえるというプレゼンテーションもありました。
(おっと、いい忘れてました。生徒さん達は、高校一年生です。)
高校生は、なんといっても頭が柔軟で発想が豊かです。
大人になってもこの発想を大事にしてほしいと思います。
また、いくら発想が豊かであっても、伝える力が備わっていなければ、意味がありません。その点、若いころから、他人にどう自分の考えていることを受け入れてもらうかを考えるこのような授業は、社会になっても大いに役立ついい授業だと思います。
こんは風に、三木東高校は総合学科に特色のある高校なのですが、授業が終わって先生が、僕に総合学科の基本理念を教えてくださいました。
それが、本日のタイトルのTOMO³(ともキュービック)です。
”TOMO³(ともキュービック)”
サブタイトルがその意味を教えてくれます。
すなわち「友と共に明日(TOMORROW)を拓こう」です。
”友”と”共”と”TOMORROW”
思わずメモって帰ってきてしまいました。
これも何かの縁です。僕も、TOMO³(ともキュービック)の精神を心に抱いて、日々精進したいと思います。
こんな特色ある学校の教壇に立たせてもらったこと、大きな大きな経験になったと思います。
来年もまた声がかかればいいなぁと思いながら、学校をあとにしました。