今日は、憲法記念日。
NHKだったかな、「生存権」を考えるなんてやってました。
チラッと見ただけで内容を特に気にしながら見たわけではないのですが、「生存権」は、憲法25条のお話。
1 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
健康で文化的な最低限度の生活・・・
サブプライムローンに端を発する今回の不況。
この不況を打開するべく国は幾多の経済対策を施していますが、この度、白紙に戻っていた「高速道路建設」が再開とか。批評されている方の言葉を借りれば古典的なやり方を打開策に据えてるということです。
「最低限度の生活」
定義が難しいですね。
僕的には働いてお金もらってという前提があって、初めて、生活ができると思っています。
まず、働く場があること。
働けるということ。
働くところ。数え上げれば、色々ありますよね。
でも、それが、不況によって、制限されている。
道路を建設するということで、どれだけの雇用が確保できるのか?
直接的な雇用だけでなく、間接的な雇用はどれだけ生まれるのか。
そんなことを考えると、道路建設では、あまり、雇用の幅が生まれないような気がします。
(きっと、僕の想像力が乏しいせいなんですけどね。)
なんか一個のことをてこ入れすると、あっちにもこっちんも雇用が生まれてくる。
こんな理想的な”てこ”とは一体??
ひとりひとりの「最低限の生活」が実現しなければ、安定した社会は成り立ちません。
安定した社会は、この「テコ」をはっきりと目にしたときに、現れてくるような気がします。
今日は、テレビ見ながら、そんなことを考えておりました。