
今日は、吉川ぶどう塾。
4月13日にスタートした吉川ぶどう塾は、今日で4回目。
過去3回、いずれも、天気は今一つ。
4回目にして初めて好天に恵まれました。
ぶどう、どんどん成長してます。

(4月13日)

(4月27日)

(5月11日)
で、今日

写真は、上松のピオーネをそろえてみました。
こう見てみると、どれだけ成長してるかわかりますね。
こちらは、長谷の作業風景。

成長の裏には、毎回の塾生さんたちの一生懸命の姿があります。

これは、長谷のぶどう。ベリーAという種類のぶどうです。
「ぶどう」とひとくくりで言いますが、種類が違うのがわかりますね。
さてさて、今日のタイトル
カナモノガタリ
みなさん、ご存知のことと思います。
神戸新聞で、三木市局の記者さんたちによって、金物のまち三木を訪ねるコーナー。
そのはじまりは、平成19年11月11日。
佐伯記者によって始められました。
最新のカナモノガタリが今年の4月10日。
足掛け2年半で語られたカナモノガタリは44回を数えます。
どの回も記者さんの”気持ち”が入っており、鍛冶屋に負けない熱さを感じます。
記者さんたちの三木にかける思いが、このカナモノガタリにあります。
今日、吉川のぶどう塾で、このカナモノガタリ41回で紹介された”サボテン”の営業部長さんに出会いました。
カナモノガタリによると、”サボテン”さんの特徴は、金物にユニバーサルデザインを取り入れていること。
カナモノガタリにも紹介されている商品を見せていただきました。
(A)

(B)

(A)(B)の商品の違いわかりますか。
この部分が違います。

白い部分、(A)はカネなのに対して、(B)は、ウレタン樹脂。
これにより、枝を切ったりする際に伝わる衝撃を軽減できるのです。
僕らのように、1本、2本を切る場合は、(A)のハサミで良いのでしょうが、農家のみなさんのように、何千本という枝を切ると、けんしょう炎にかかってしまうのだそうです。
高齢化してきた農家の方々を想像すると…
少しでも、負担を軽減してあげたい。
このハサミは、農家の声を真摯に聞いた担当者のやさしさの結果、生まれたそうです。
カナモノガタリでは、名前のみ出演しておられる石田営業部長。
こんな方です。

手にしているのは、ぶどうのはさみ。
ピンクの方は、はさみの先が丸くなっています。
これによりぶどうを突き刺すことをなくすそうです。(なるほど)
消費者の声を製品に反映する。
三木金物の伝統に消費者の声に耳を傾け製品化する柔軟な発想。
その裏にあるのは、担当者の心やさしさ。
サボテン
心やさしい素晴らしい企業が三木市にあります。