
横綱に備わる要件
心 技 体
精神 技術 身体 が全て一致すれば、それに敵うものはありません。
横綱の横綱たるゆえんは、この「心・技・体」が一致しているからにほかありません。
相撲に限らず、真に強い者のことを横綱といいます。
横綱の要件
心 技 体
口で言うのは簡単ですが、真に身につけるのはなかなか難しい…。
☆
今日は、昨日の夕方から、ずっと雨がやまず、ときおり、吹き降りになるくらい。
秋の雨。なかなか冷たいです。
そんな中、兵庫県立三木総合防災公園で兵庫県大会予選北播大会の決勝トーナメント(準決勝、決勝、3位決定戦)が行われました。
わが三樹平田SC4年生with3年生MK3(以下三平SCといいます)は、準決勝で、強豪ジンガ三木と対戦。

応援席は心臓が張り裂けそうになるくらいの鼓動の早さを感じる緊張感。
応援席の緊張がそのまま選手に乗り移ってしまったのか、…
前半0対0
雰囲気的にやべ―って思ってたのは僕だけではないはず。
蹴るボール、蹴るボール
ジンガ三木に全部先に触られ…
こんなときに出なくていいのに、悪い時の三平が出てしまった感じでした。
ところが後半、動きが変わりました。
ハーフタイムに一体どんな指示が出たのか?
魔法の呪文?!
毎度のことですが、ほんとに感心させられます。
あれだけ、先に触れられていたボールを徐々に三平SCが触り始めました。
お!!いけるんちゃう!!
応援席も緊張感が取れて、いつもの応援に。
フィールド、ベンチ、サポーターの気持ちが一体に。
そしてそんなみんなの気持ちがボールに乗り移ってくれたのか。
後半10分
ついについに、0対0の均衡が破れました。
しゅんすけのロングシュート。キーパー取れずゴール。
1対0
が、これで、前の市長杯とのトータルでは1対1。
もう1点ほしい!!
そして、後半15分

(写真は、その時の様子ではありません・あしからず)
相手の完璧なバックに攻めあぐねていたフォワード陣でしたが、あらたがそのバックを割って決めてくれました。
2対0
ゴール!!
そして、ついにきました。
勝利のホイッスル!!
この瞬間、兵庫県大会出場を決めました!!!
おめでとう!おめでとう!
さ~、決勝!!
どうせなら、北播大会を優勝して終わりたいところ。
サポーターもそうなんですが、なんか勝手に、優勝を確信してしまっての決勝。
相手は、社(やしろ)

1試合を通じて、試合の支配は、完全に三平SC。
準決勝とは打って変わって、攻めのリズムもめちゃくちゃよくて、いいときの三平SCイレブンがフィールドに帰ってきました。
ところが、・・・1点が遠い。
前半0対0
後半に入っても、試合の主導権は三平SCが握っていました。
後半12分
応援席からは、雨のためのスリップに見えたのですが、ジャッジはファール。
PK
社に冷静に決められ。
0対1
下を向き始める三平SC
檄を飛ばすベンチ。
必死に応援するサポーター。
シュートを放つもことごとく嫌われ、無情にも時間だけが刻まれていきます。
あかんのか・・・
後半19分
三平SCのコーナーキック
りょうが蹴って、その球をやまとが頭で押しこむという理想のパターンが最後の最後に実現しました。
1対1
土壇場の同点。
そして、ホイッスル。
延長戦
5分ハーフで前後半を闘います。
決着つかず。
勝負はPKへ。
キーパーでキャプテンのたっちゃんが、2つとめるも、負けてしまいました。
あ~。
県大会を決めるも、準優勝という結果。
試合前に見せたわずかな”スキ”
それを、サッカーの神様に見透かされてしまいました。
「まだ、まだ、満足させるわけにはいかへんで~」
そんな声が天から聞こえてくるようでした。
勝つことのむずかしさを県大会で闘う前に思い知らされた三平SC
心・技・体
「体力」の三平SC、「技術」にも磨きをかけ、そして、「心」の充実をはかって、県大会を闘ってほしいと思います。
とはいえ、
三平SC、兵庫県大会出場おめでとう!!
