
今日の釜城祭の『とり』は、吹奏楽部。聴衆は体育館いっぱい。演奏する者からしたらこれほどやりがいのあるステージはない。
たくさんのお客さんの前で演奏するのは確かに緊張すると思うけど、それはお客さんの顔が全くわからない場合。
今日の演奏を聴いてて、僕自身、音楽ど素人だから、音楽そのものを聴くよりも雰囲気を楽しむという方が正しいと思うんだけど、今日の雰囲気は、これまで聴いてきた演奏会とは違ってて、とっても楽しかった。
その雰囲気を創り出したのはとある聴衆層。
『とり』だったということも手伝って、客席には、男子生徒がいっぱいいた。
曲の選曲がよくて、男子生もみんなよく知ってる曲だったということもある。
演奏中に普段の演奏会では聞けない合いの手が聞こえたり、力強い拍手が聞こえたり、まるで檀上にアイドルでもいるのかというようなそんな雰囲気を創った。
コンサートの雰囲気は、聴かせたいと思う演奏者と聴きたいと思う聴衆の協同作業で出来上がるのだと思う。
楽しませたいと思う演者と楽しみたいと思う聴衆の気持ちがバチーっとあうとこんな楽しい雰囲気になるのかと改めて勉強になった。
この雰囲気は、6/23の定期演奏会と合うように思う。
(あくまでも昨年見た感想です。)
定期演奏会は三木市文化会館大ホールで行われる。
大ホールで今日の雰囲気を創ることができたら。最高やね。
演奏者が、雰囲気という空気を思いっきりすって、のひのびとしたコンサートになれば、そんなことを思ったのでした。
とりあえずこんなことを思ったもんだから、書き残しとこーと、思って書いてます。ま、ただの備忘録です。