今日取り上げたいのは、その卒業式で、PTA会長の来賓祝辞で引用された詩です。
この詩は、われわれ大人でも通じるものだと思いますので、残しておきたいと思います。
人間の目は ふしぎな目
見ようという 心がなかったら
見ていても 見えない
人間の耳は ふしぎな耳
聞こうという心がなかったら
聞こえていても 聞こえない
同じように 先生の話を聞いていても
ちっとも聞こえていない人がある
「ほんとうにそうだ」
と腹の底まで聞く人もある
同じように 学校に来ていても
ちっともかしこくならない人がある
毎日、ぐんぐんえらくなっていく人もある
今までみんなから
つまらない子だと 思われていた子でも
心にスイッチが入ると
急にすばらしい子になる
心のスイッチが 人間をつまらなくもし
すばらしくもしていくんだ
電灯のスイッチが 家の中を明るくもし
暗くもするように…
(東井義雄 作)
心のスイッチ
このスイッチ、何かを求めるときに急に入るような気がします。
それは、なんやろ
夢
そう、
夢
自分の中にこうありたいとかこうしたいとかいう夢がはっきりと見えたとき
急にすべての部屋にスイッチが入るような気がします。
校長先生が宇宙飛行士の野口聡一さんの話を引き合いに出し、夢を持つことの大切さを教えてくださいました。
「夢」がきっと「心のスイッチ」になるんだな~と思います。
☆
心のスイッチはいつ入ることやら…
それは、さておき、いつもおとぼけで、このこほんまに大丈夫かいな~と思っていましたが、大きくなったんやな~。
これまでの成長のあゆみを回顧すると、目頭が熱くなりました。
卒業おめでとう!!