それを、rfuruyaさんが、めざとく見つけられ、今日の「三木おもろいわ」で取り上げてくださいました。
実は、ブログの方へのコメントではないのですが、土曜日に、主婦sabuさんこと、前三木市観光協会の会長さんからも、お電話いただきました。
皆さま、心温まるメッセージありがとうございます!!
さてさて、今日のタイトルの「長治文庫」なんですが、
その前に、今日の「ブログdeみっきぃ」で取り上げられているのは、4月3日に行われる法界寺の絵ときのこと。
その昔、三木にもお城がありまして、(といっても、どうやら天守閣を持つお城ではないようなのですが)そのお城の城主が別所長治と申します。
秀吉を苦しめたのが三木城主別所長治公です。
その戦は、まさに”壮絶”でした。
”秀吉の干し殺し”として後世に語り継がれている戦いが三木合戦です。
22か月にもわたる別所軍と羽柴秀吉軍の戦いを「三木合戦絵解き(えとき)」として、語られます
三木城主別所長治公は、長引く戦禍に苦しむ民衆を救うため、自分の命と引き換えに死んでいった悲運の武将です。
辞世の句
今はただ うらみもあらじ 諸人の 命にかはる 我身と思へば
(自分が死ぬことにより、長年親しんできた多くの 領民の命が救われると思えば何の恨みもない。)
この碑が三木城址公園にあるのですが、この碑の前に立つと、別所長治公に対する敬愛の念を抱きます。
で、長治文庫なんですが、その別所長治を先祖に持つ、札幌医科大名誉教授の三木毅さん(87)=札幌市=が、「先祖ゆかりの地に恩返ししたい」ということで2005年に絵本など1249冊を贈ったのがはじまりで、それに合わせて、毎年100万円分の本を寄贈してくださっているコーナーが三木市立図書館にあります。
今年も寄贈いただいたということが、神戸新聞に掲載されておりました。
これで寄贈本は、2005年からの5年間で計3683冊に上ったとのこと。
3683冊
改めて聞くと、すごい数字ですね。
長治文庫
別所長治のことを思い出してもらえる、あるいは知ってもらえる機会になればな~と思います。
にしても、別所長治の子孫とはいえ、三木さんには、ほんとに感謝ですね。