さてさて、つい先日、昨年末の国の借金残高の発表が財務省からありました。
皆さん、一体いくらかご存知ですか?
国の借金
なんと、838兆50億円だそうです。
この数字をみて、どんな印象を受けますか?
あまりに大きすぎて、実感がわかないというのは、僕だけでしょうか。
こんなときは、まず、自分たちの身近な額になおしてみることですね。
国民一人当たりという単位で考えてみましょうか。
1月現在の推計人口が1億2776万人ですから、838兆50億円を1億2776万人で割ると、国民一人当たりの額がでてきます。
計算の結果、なんと、約655万9000にのぼります。
この額はどうですか?
これは大きいですね。
ただ、年令を無視して単純に人口で割るのってどうでしょう?
年令を考慮して、借金の負担を考えると、高齢者の方よりも子供たちの方が長く生きる分、将来世代の借金の額が増えることになります。
そう考えると、生まれながらにして、借金を背負う子供たちは悲劇に思えます。
でも、生まれた子供たちは、借金を背負う一方で、生まれながらにしてライフラインや施設を手にしています。
借金は必要なものを建設するために、将来恩恵を受ける者にも負担してもらいましょうというものです。
そう考えると、これから長い間、施設の恩恵を受ける人たちにたくさん負担していただくのはいいことだなぁとも思いますが…。
あれ?わからなくなってきました。
『「借金」は必ずしも「絶対悪」ではありません。』とは、よくいわれるコトバです。
でも、僕自身、印象だけでものごとを判断するきらいがあります。
実は、僕自身、この借金については、完全に咀嚼(そしゃく)しきれていません。
ですから、今日の記事は僕の独り言です。
でも、この際ですから、借金について自分なりの考え方をちゃんと整理してみたいと思います。
ちなみに、あと50年生きた場合、18250日で655万円を支払うと1日359円の負担です。
(人口割りで計算するのはおかしいですね。あしからず。)