こんばんは。今日は、朝からパラパラと雨がぱらつき、そのせいか、冷たい一日となりました。
さてさて、先日、三木にお越しいただいて以来、樋渡市長の「武雄市長物語」を読ませていただいております。
今日は、「せんたく」というタイトルで綴られていました。
「”せんたく”気になるな~」と思っていると、夕方、ニュースで、「せんたく議連設立総会」なんてやっているじゃないですか。
「せんたく」
なんのことだ?と思っていろいろとはしごして、調べました。
いろいろと検索した後、「武雄市長物語」に、「せんたく」の記事がリンクされていて、ショック。
ま、いいです。知識をものにするのに、努力するのは悪いことではないでしょう。
話を戻して、
「せんたく」というのは、前の三重県知事で現在早稲田大学の教授である北川正恭さんらの国民運動組織をいいます。
正式名称は「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合」といいます。
地方分権や地球温暖化防止など「地域・生活者起点」で政策の優先順位を洗い直す「洗濯」と、衆院選での有権者による政権「選択」でその実現を目指すという二重の意味を込めているそうです。
中身はともかく、「せんたく」って聞いて、「あまりかっこよろしくない」と思ったのは僕だけでしょうか?
なんか、いまいち、かっこ悪い。
でも、たいがい、こういう何でもない言葉というのは意味があったりするもんですよね。
この「せんたく」にもなんかあるはず・・・。
ビンゴ~!
「せんたく」には、こんな一節が込められていました。
「日本を今一度せんたく致し申候」
これは、薩長同盟の橋渡し役であり、「船中八策」で大政奉還にも貢献した幕末の志士、坂本龍馬が姉に宛てた手紙の一節です。
「坂本龍馬」
と聞くと、「せんたく」という何気ない言葉が、急にキラキラし始めました。
最初は、1月20日、北川さんを代表として、宮崎県の東国原英夫さん、神奈川県の松沢成文さんら改革派知事や、前の東大総長・佐々木毅さんなど総勢15人の有識者で結成された有識者組織としてのスタートでした。
その「せんたく」がパワーアップして、自治体首長ら144人になりました。
それとともに、「せんたく議員連合」が自民、民主、公明、国民新党といった党の枠を超えて総勢107名で結成されたそうです。
今日は、合同発足会が行われたとのこと。
代表の北川さんは、「新党運動や政界再編を目指すものではない」とおっしゃられていますが、はたしてその真意は。
樋渡市長も「せんたく」に名を連ねておられるとか。
「せんたく」
今後に注目です。