
☆はじめに
ホストの荘内サッカークラブの選手、スタッフ、父母の会の皆様、二日間ありがとうございました!!
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写真からおわかりいただけると思うのですが、人数は11人、内2人は松葉づえで出場できず。
本当は6年生は12人いるんですが、一人はお家でご不幸があって残念ながら行けず。
そんなわけで、みんなが楽しみにしていた卒団間近の遠征は、9人での戦いを余儀なくされました。
が、結果は、胸に光るものが示すとおり、見事、優勝!!
三樹平田SC6年生の荘内遠征を振り返ります。
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朝、7時三樹小学校集合出発。
今回は、卒団メモリアルでもあるため、保護者の皆さんも参加で、大編隊で出発です。
僕は、この日、小学校PTAの最後の定例会があったため、それに出席してからの出発でした。
余談ですが、定例会で、ちょっと時間が伸びそうになったとき、『サッカー(に行く時間は)、大丈夫ですか?』と尋ねてくださって、気にかけていただきました。『さるとる』を読んでいただいてるとのこと。大感激です。
さてさて、出発。2時間半ほどで、(なんとか)現地に到着。

到着してのツイッターでのつぶやきはこんなんでした。
到着しました~。たまには一人もいいものだと思いましたが、岡山までの一人旅、なかなか、寂しかったです(笑)嫁さん恋しい(笑)
とまぁめったに言わないことを書いたのは、ナビが新しい道を認識してくれなかったからか、僕が、ナビのいうことを無視したからなのかはわかりませんが、とにかく、道を間違えたんでしょうね、川の堤防はとおるは、細い山道を抜けは、田んぼ道はとおるはで、ものすごく不安になりながら到着した結果のツイートだったからです。
ま、とにかく着きましたが、1試合目は逃しました。結果は、あらたパパからのメールで確認。1対4の負け。が、相手の福山東部は広島県大会準優勝チーム。9人で戦ってよくこれですんだな~と思いましたし、よく1点とったよな~と思いました。
ところで、到着したはいいものの、どのコートで試合をおこなってるのかわからない。
それもそのはず、11人制のコートが4面ときたものなのです。
で、先に来ているママさんたちに電話で、コートを教えてもらって、無事到着。
無事到着はいいものの、すでに2試合目は始まっていました。
「電話してから、だいぶ時間がたってるけど。」
「いや、実は、途中で、あれを忘れた、これを忘れたというのが2回ほどあって・・・。」お恥ずかしい。
9人やし、今回はいい思い出づくりになればな~なんて、気持ちはいかに楽しむかにシフトして楽に観ていたら。
子どもたちは、そんな気全くなしであるかの様子。
2試合目は8対0で勝ち。
前半:3点(詳細以下)
10:26 亮(コーナー崩れから)
12:32 亮
14:09 あらた
後半:5点(詳細以下)
02:45 あらた(←亮)で
06:48 亮(右側から)
09:14 亮(コーナーから)
10:21 亮
12:43 あらた
(スコアーはあらたパパ。ありがとう!!)
2試合目と3試合目の間が「まーまー」時間が空いていたので、宿に荷物等を入れにいくとともに、部屋の雰囲気を見にいくことに。
今年度の役員さん、りょうママ、ゆうたママと僕、それに、あらたパパも助っ人で。

到着。テンションあがる!!聞いてはいたが、めちゃめちゃきれいなホテル。
ホテルの真裏はビーチでロケーションも最高。名前のとおり卒団メモリアルとして最高の大会です。
荷物を運びこむために部屋に入って、またまたテンションあがる。
海を一望できる部屋。
おいおいめっちゃ最高やん!!
手続きを済ませて、一路グラウンドへ。帰ると、前半終了。前半で10点もとったというからびっくり。
ところが、僕らが見た後半は1点だけ。フラストレーションたまる。得点シーンを見逃し、大ショック。
というわけで、予選リーグの戦いは2勝1敗。2位でした。

24チームが集うこの大会。6ブロックに分かれての予選リーグで、1位は自動的に決勝トーナメント進出なのですが、2位も出れます。ただし、2位の6チームの中で2チームだけ。
得失点差により順位がつけられ2位の1位、2位が上に上がれます。さ~明日はどうなる??決勝トーナメントに上がることができるのか三平SC。
1日目終わってのツイッターのつぶやき。
一日目終了しました。今日は、みちゃみちゃ天気がよくて暑く、11人制を9人で闘う
という三平にとってはかなりきつい一日でしたが、なんとか耐えました。選手の皆
さん、スタッフ、サポーターの皆さん、お疲れさまでした。
子どもたち、保護者の、みなさんは先に宿へ。コーチが残って明日のトーナメントの抽選。僕も、付き添いでグラウンドに残ってます。
なぜ、こんなツイートかというと、全試合の結果待ちのため。
そして全試合終了の結果、三樹平田SCは2位の1位。
が、くじ引きの結果は、え~。ご招待くださった、荘内サッカークラブとの一戦となりました。
思いっきりアウェー。どうなる、三平SC。

荘内メモリアルカップの記念撮影。どんな写真が出来上がってくるかなー。楽しみです。

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夕食は、参加チームのうち宿泊チームが一堂に会しての食事。

この写真では、三樹平田SCしかわかりませんが、ホテルのめちゃめちゃでかい披露宴会場が満杯になるような状態。
改めて、この大会の規模の大きさに驚愕するとともに、荘内サッカークラブのおもてなしに感銘しました。
破格の値段での宿泊は、卒業メモリアルとしては本当にうれしい。
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この冊子は、今回の大会のもの。24チームの横顔とその後は協賛者の皆さま方。

冊子を開くと、まず、市長の祝辞から。

荘内小学校の校長先生も。

写真はありませんが、青年会議所理事長の祝辞も掲載されていました。
市や小学校、経済団体がこの大会を応援している。
ホテルもまたこの大会に協賛してくださってるんでしょうね。
本当に素晴らしい大会です!!
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その日の夜は、保護者と古谷代表、茶屋コーチ、鈴木コーチとの懇親会。
懇親会で、古谷代表といっぱい話をしました。
三樹平田SCの歴史や、『おもてなしの心』ではじめた『三樹平田カップ』のエピソードも。
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三樹平田SCは、市外、県外でたくさんの招待試合によんでいただけるのですが、それは、先輩たちが強かったおかげということももちろんありますが、それだけではなかったということをこの時はじめて知りました。
もともと、三樹平田SCの前身は三樹SC。古谷代表は、それ以前は、別所小学校におられたそうで、そのときは、別所小学校がこういった招待試合によばれていたそうです。
古谷代表が三樹小学校に赴任した当初の招待試合はゼロ。びっくりしました。今これだけ、あちこちによんでいただいてる三樹平田SC。それが、ゼロの時代があったとは。
それを古谷代表が別所小時代につきあいのあった色々なチームに声をかけ、もちろん声をかけるだけで、招待されるに見合わないチームであってはいけないので、チームを強くし、色々なチームにもまれ、その結果、強い三樹平田SCが誕生し、県大会常連となって、それがまた招待を招くようになったということです。
『三樹平田カップ』という3年生のビッグ大会がありますが、この大会は、お招きいただくチームへの恩返しという意味も込めて始まったんだそうです。
それも、代表の思いと保護者の思いがピターっと一致して「やろう!」という機運が高まっての大会開催になったとのこと。
三樹平田カップの名物『豚汁』
全チームにふるまわれるのですが、これは、おもてなしの気持ち。
そのとき選手たちが食べるカレーライスは、『同じ釜の飯』という一致団結の意味合いでしょか。
こうしてはじまり、今に受け継がれています。
チーム数も24チームなのは、日頃お世話になっているチームにできるだけ来てほしいということでの設定なんだとか。
残念ながらこのエピソード、今回初めて知りました。
今後もこの良き伝統を受け継いでもらえたらと、今回、ご紹介したいと思います。
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2日目。
書き忘れてましたが、前日はめちゃくちゃ天気がよく、初夏かというくらい暑かった。
が、2日目は天気予報によると雨。
ていうか嵐。
ところが、そんな予報とは裏腹に晴れ。昨日よりは少し肌寒いかな~と感じるものの、この時期にしてはいいくらいの温度。
さて、三平SC。
リーグ戦2位でしたが、得失点差により、すべての2位(6チーム)の中で、1位だった三平SCは、決勝トーナメント進出。9人でよく頑張りました!
せっかく頑張った三平SCですが、くじにより、初戦の相手は、な、なんと、ホストチーム荘内サッカークラブ。
でもこの日は違う。うちには、頼もしい助っ人が。
これまで6年生チームと一緒に戦ってきたまさき、きりゅう、こう(MK2)の3人がやってきてくれました。
この一年チームメートとして一緒に戦ってきた6年生はみんな大喜び。
こんなツイーとが残っています。
朝からプチ感動。今日は、5年生が助っ人として来てくれた。6年生がいるテントの
ところに、3人の5年生の姿が見えるなり、6年生からわき起こる拍手。あたたかい雰
囲気。三平SCのこの雰囲気が大好きだ。
俄然、やる気の起こる三平SC。アウェーなんて吹き飛ばせとばかりの雰囲気がそこにありました。
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さて、試合です。
荘内サッカークラブは試合前に選手も保護者もみんな一緒になって円陣を組んで気合を入れます。
おー、気合入ってるな~。
僕らも、と思ったら、子どもたちだけで円陣組んでる。
あかんっ、出遅れた。
これではあかんとばかりに、僕ら三平SCの『親』も集まって、掛け声をかけて気合を入れる。
後で、コーチに聞いたのですが、気づいてくれてなかったらしい。(ショック)
おまけに、何かやってるとも思ってもらえなかったらしくて、二重のショック。
そんな試合前の前哨戦を物語るかのように、勢いのある荘内が先制。
と、空を見上げると、覆いかぶさる雲。なんか風が気になりだした。え?!雨・・・?!
やっぱり天気予報どおりの天気なの。
先制点をゆるし、雨にたたられ・・・
このままずるずるといきそうなところでしたが、今日の三平SCは敗けてない。
しっかり取り返しました!!
1対1
この勢いのままひっくり返したいところですが、荘内はホームチーム。
強豪の上に、大声援の後押しもあり、とうとう前後半終わって1対1。
勝負はPKへ。
あかん。泣いてまいそう。
完全になく準備はできた。
PKとくれば、出番はキャプテンでキーパーのたつまさ。
たつまさ劇場のはじまりはじまり。
選手はセンターサークルへ。
キーパーのたっちゃんはゴールに向かう。
が、引き返す。
えーーーーーっ。ゴール間違えたらしい。
(おいおい、今にも出そうな涙がひっこんだ。)
気を取り直して(泣く準備して)
2人目でたっちゃん、横っ飛びセーブ!!止めた!止めた!!
(おー、もう涙出そう。)
そして、三平SC、3人目決めた~!!
と、しょうた、キッカーに向かって走り出す。
と思ったら、すぐ引き返す。
11人制のPKなので3人でなくて5人。
(完全に笑いモードになって、涙がなくなった。)
PKの結果は5対4。
三平SC、準決勝進出!!
☆
準決勝、対御津。スコアは3対0で勝ちましたが、なかなか厳しい試合でした。
何が厳しいって、暴風雨でした。
昨日の好天はいずこ。天気予報がはずれることを大いに期待していましたが、「春の嵐」の予想は、大当たり。
そんな暴風雨の中での決選でしたがよく頑張りました。
☆
さー決勝!!
相手は、昨日の予選で負けた福山東部。
借りは返す!!
念願の選手、スタッフ、保護者そろっての円陣です。

こえかけは、キャプテンたっちゃんのママ。
さ~、泣くで~
『優勝するぞ!!おー!!』の掛け声の予定だったのですが、
『荘内メモリアルカップ』を前につけたもんだから、心の準備と違ってて、「大丈夫?かまへん?」とドキドキしながら、しっかり掛け声を聞いての「おー!!」となりました。
というわけで、ドキドキが先に来て、泣けず(笑)
どうやら、今回は泣かせてくれそうにないみたい(笑)

さ~試合の方は、一進一退の攻防が続きます。
チャンスはあるが、シュートが嫌われる。
前後半終わって0対0。
勝負は延長へ。
(おー、泣いてしまいそう。)
応援席は延長5分×2頑張れと思っていたが、ベンチは、PKだと思っていたみたい。
延長とわかって、「コーチが、よかったやん。延長がんばれ!」と切替えの声。
応援席は、「え~、コーチ知らんかったん。」と笑い。
(で、やっぱり泣けず。)
5分は短い。前半、あっという間に終了。
後半に入って、やっとその時が来ました。
ほしかった1点がようやく入りました。
おーーーー!(感動、感動、泣ける、泣ける)
ところが、主審がなかなか、ゴールの笛を吹いてくれない?
ラインズマンに確認後、ようやくゴールの笛。
(妙な間がまた、涙を止めました。うーーー)
というわけで、涙涙のはずの荘内遠征でしたが、涙は卒団式(20日)までおあずけとなりました。
涙はさておき、荘内メモリアルカップ優勝!!
卒団式あるいは卒業式前にいい思い出ができました。

みんなおめでとう!!
(荘内遠征完)